休眠顧客への再連絡は、売り込みの理由を作らない
過去三年取引のない顧客を抽出し、「ご無沙汰しております。新サービスのご案内です」と送る。相手にとって、三年ぶりであることは連絡を受ける理由になりません。こちらも過去の何が止まっていたか分からないまま話を始めます。
再連絡する相手は休眠期間の長さで選ばず、過去に保留した条件と、現在の変化がつながるかで選びます。予算、時期、体制、設備、仕様。前提が変わった可能性のある相手に、一つだけ確認します。
過去の最後を、四種類へ戻す
| 最後に止まった理由 | 現在見る変化 | 最初に聞くこと |
|---|---|---|
| 時期 | 繁忙期、点検、計画の節目 | 今期も同じ時期が難しいか |
| 予算 | 予算編成、対象範囲 | 次期の比較材料が必要か |
| 体制 | 担当交代、採用、外注 | 窓口と判断者が変わったか |
| 仕様・優先度 | 設備、運用、顧客要求 | 当時の条件が今も残るか |
「失注」「保留」とだけ残っている案件は、当時のメールや見積を一度読みます。事実が見つからなければ、変化を作り上げず保管します。
この図で決めること久しぶりという理由を捨て、前提の変化から連絡する。
一通目は、過去の確認で終えてよい
以前、繁忙期のため現地確認を見送った件で、現在も同じ運用かだけ確認したくご連絡しました。もし状況が変わっていなければ、こちらからのご案内は止めます。次の点検前に比較したい事項がありましたら、その時期だけ教えてください。
新しい商品説明を入れなくても構いません。相手が「変わっていない」と答えれば連絡を止められます。「担当が変わった」「次期に見たい」と返れば、その変化から会話を始めます。
連絡しない判断も、一覧へ残す
- 過去の停止理由が確認できない
- 相手が再連絡を望んでいない
- 利用目的や連絡先の扱いが確認できない
- 現在のサービス範囲と合わない
- 変化がなく、確認する一問もない
これらを「対象外」として記録すれば、別の担当者が同じ相手へ再び定型連絡することを防げます。
過去見積から再開する場合は未決定事項で再連絡を分ける方法、停止理由が失注記録だけなら事実と推測を分ける方法へ戻ります。連絡先を営業一覧へ移すときは会話の続きを選ぶ接点整理で、利用範囲と連絡理由を確認します。
休眠一覧の全社へ送る前に、過去の保留条件を一文で言える五社だけを選んでください。現在変わった可能性がある条件へ一問を作り、変化がなければ連絡を止める文まで書きます。