案件管理表の項目は、営業の次回行動が決まる列だけにする
案件管理表には、顧客名、担当、確度、金額、商品、流入経路、訪問履歴が並んでいる。けれど会議で最後に決まるはずの次回行動日が空欄です。
案件管理表は、顧客台帳ではありません。毎週見る表では、次に誰が何をいつするかが決まる列だけを先頭に置きます。詳しい履歴は別に残しても構いません。列が多いほど管理している気になりますが、会議で動かない列は入力されなくなります。
毎週見る列と別に逃がす列
| 扱い | 列 | 理由 |
|---|---|---|
| 毎週見る | 次回行動日、次回行動、止まる理由 | 動くかを決める |
| 必要時に見る | 顧客属性、住所、詳細履歴 | 毎週の判断には重い |
| 別管理 | 請求、契約、納品の詳細 | 営業会議の目的と違う |
01毎週見る次回行動と止まる理由
02必要時属性、履歴、流入経路
03別管理契約、請求、納品
04会議空欄の次回日を決める
この図で決めること毎週見る表は、次回行動の空欄をなくすために使う。
列が増えるほど会議が遅くなる
| 増えがちな列 | 残す場所 | 理由 |
|---|---|---|
| 住所、部署、従業員数 | 顧客台帳 | 毎週の行動決定には重い |
| 過去の全履歴 | 活動履歴 | 一行で読ませると表が壊れる |
| 請求、納品、契約詳細 | 契約・業務管理 | 営業会議の問いと違う |
| 流入経路、媒体 | 分析用シート | 毎週扱わず月次で見る |
削除すると困る列は、消さずに別シートへ逃がします。毎週の案件管理表では、今週動かすための列だけを見ます。
会議で見る最小列
案件名、担当、現在の状態、止まっている理由、次回行動日、次回行動、判断者。 金額や流入経路は必要なときに見られる場所へ移す。 次回行動日が空欄の案件は、会議で最初に扱う。
この列だけなら、営業会議の問いがはっきりします。「報告してください」から、「次回行動日が空欄の案件を埋める」「止まっている理由が古い案件を直す」という進め方に変えられます。
列を削る前に、会議の問いを決める
- 営業会議で決めたいことを、次回行動の確定に絞る。
- 毎週使わない列は削除せず別シートへ移す。
- 入力者が迷う列名は、記入例を一行だけ置く。
- 「止まっている理由」は選択肢と補足に分ける。予算待ち、相手確認待ち、自社宿題、時期待ちなどにする。
- 次回行動日は日付型で入れ、空欄をフィルターできるようにする。
一週間だけ試す運用
- 月曜に次回行動日が空欄の案件を抽出する。
- 会議では、空欄と期限切れの案件だけを先に見る。
- 金額や確度の議論は、次回行動が決まった後に扱う。
- 会議後に、担当者が一つだけ実行したかを翌週見る。
案件管理表の目的は、過去の活動を正しく並べることより、次の一週間に動く案件を作ることです。表を直すときは、列名より先に会議の問いを直します。
顧客管理表の共有は顧客管理表を共有できる列にする、営業メモを次の行動が分かる記録にする、営業KPI会議から一週間の行動を決めるも確認してください。
案件管理表は、全部の情報を集めるほど使われなくなります。まず一週間、次回行動日が空欄の案件だけを会議で扱ってみてください。