となりの成長室

料金をWebに載せるか迷うとき、相談前の判断材料を決める

料金を載せると安く見られそう。載せないと問い合わせが減りそう。BtoBのサービスでは、どちらにも理由があります。問題は、載せるか隠すかだけで考えることです。

料金表示の目的は、全条件の価格を確定させることではありません。相談前の不安を減らし、問い合わせるべきかを判断できる材料を置くことです。金額を出すか出さないかの二択にすると、必要な説明まで抜け落ちます。

料金表示の三つの選び方

表示方法向いている状態一緒に置く情報
非公開要件差が大きい初回相談で確認する項目
目安標準的な範囲がある含む範囲と変動条件
条件別プランや数量で変わる比較表と選び方
載せるか隠すかの前に料金表示の判断分岐非公開、目安、条件別表示を、相談前の不安で選びます。
01要件差が大きい非公開と確認項目を置く
02標準範囲あり目安と含む範囲を置く
03条件で変わる条件別の比較表を置く
04迷う場合商談前の不安を一つ選ぶ

この図で決めること料金表示は、相談前に判断できる材料として置く。

料金非公開でも判断材料は置ける

状態置くべき情報避けること
金額差が大きい初回相談で確認する項目、見積までの流れ何も書かずに問い合わせだけ置く
目安がある含む範囲、変動条件、開始しやすい単位すべて込みに見える表現
条件別に分けられるプラン、数量、対象範囲、選び方安い順だけの比較

料金を載せない場合でも、相手が何を準備すれば相談できるかは書けます。料金を載せる場合は、金額の数字よりも「何が含まれるか」「何で変わるか」を同じ場所に置きます。

目安表示に添える一文

初回の整理と実行準備は、対象業務の範囲と必要な作業を確認して見積します。 目安として、既存資料の整理と初回連絡準備までの場合は小さく始められます。 公開前の送信、契約、個別提案は、内容確認後に進めます。

この一文では、金額を断定せず、相談前に見る範囲を伝えています。金額を出せないサービスでも、見積の前提、最初に確認すること、進められないことを明記すれば、相手の不安は下げられます。

価格の前に、変動条件を書く

  1. 金額が変わる理由を、作業量、対象数、確認回数、外部費用に分ける。
  2. 載せる場合は、含む範囲と含まない範囲を同じ場所に置く。
  3. 載せない場合も、初回相談で何を確認するかを明記する。
  4. 相談前によく聞かれる質問を三つ選び、料金の近くに置く。
  5. 金額を出す場合は、更新日や適用条件を社内で管理する。

判断に使う問い

  • 相談前の相手は、金額が分からないことで問い合わせをためらっているか。
  • 金額を出すと、範囲外の作業まで含むように見えないか。
  • 最初に小さく始められる単位を示せるか。
  • 価格以外に、期間、対象数、確認回数、外部費用の不安が強くないか。

この問いに答えると、非公開、目安、条件別表示のどれが合うかが見えます。料金表示は営業を弱くするものというより、合わない問い合わせを減らし、合う相手が相談しやすくなる材料です。

フォーム項目と合わせて直すなら問い合わせフォーム項目を減らすサービスページの問い合わせ前の迷いを見つける相手の社内検討に渡す一枚を作るも確認してください。

料金を載せるかどうかは、営業戦略の好みだけで決めると迷います。問い合わせ前の相手が何を不安に思うかを並べ、その不安を減らせる情報から表示を選んでください。

まずは相談から

料金表示を、相談前の判断材料として設計しませんか。

現在のサービス内容と商談前によく聞かれる質問を並べ、非公開、目安、条件別表示の出し方を決めます。