となりの成長室

広告・SNSから来た反応を、営業へ渡す一枚

広告から資料請求が来た。SNSに問い合わせが届いた。展示会のQRからアクセスがあった。けれど営業へ渡るのは、名前、会社名、メールアドレスだけ。

反応の背景が消えると、初回連絡はただの確認メールになります。「お問い合わせありがとうございます。詳しく教えてください」と返すしかなくなり、相手が何に反応したのかを受けられません。

広告・SNS反応を営業へ渡す一枚流入元広告、SNS、展示会、検索など、反応が来た入口を残す。見たものページ、投稿、資料、会話メモを初回連絡の材料にする。関心価格、導入時期、比較、社内説明など、反応の理由を分ける。次回日返信がない場合も、誰がいつ追うかを決めて営業へ渡す。

反応を営業へ渡すときに消えるもの

広告、SNS、展示会、資料請求は、入口が違うだけで営業の次回行動につながります。ただし、管理画面や問い合わせ一覧に残る情報だけでは、営業が動けないことがあります。

消えやすいのは、次の三つです。

  1. 相手が何を見て反応したか。
  2. 価格、導入時期、比較、社内説明のどれに関心があるか。
  3. 誰がいつ初回連絡し、返信がない場合にいつ追うか。

この三つがないと、反応数は見えているのに、営業の順番が決まりません。

営業へ渡す欄

内容
流入元広告、SNS、展示会、紹介、検索
見たものページ、投稿、資料、イベント
関心価格、導入時期、比較、社内説明、事例
確認事項予算、時期、困りごと、担当部署、検討段階
初回連絡誰が、いつ、どの文脈で聞くか
次回日返信がないときの確認日

問い合わせフォームの本文、SNSのやり取り、展示会メモを別々に置かず、営業が最初に読む一枚へ寄せます。優先順位は、反応の新しさだけで決めません。相手が何を見て、どこまで具体的に困っているかで決めます。

初回連絡は、見たものから始める

資料請求ありがとうございます。
ご覧いただいた内容に近いところで、いま確認されたいのは導入前の比較か、社内で説明する材料か、どちらでしょうか。

この一文は、相手の反応を受けています。相手が資料を見たなら資料のどこに関心があったか、SNS投稿を見たなら投稿で触れた困りごとに近いか、展示会で話したなら会話の続きを確認します。

反応一覧から営業順を決める

営業へ渡す前に、反応一覧を四つへ分けます。

区分営業の動き
相談内容が具体的初回連絡を最優先にする
見た資料が明確資料のどこを確認したいか聞く
入口だけ分かる反応した理由を短く聞く
連絡先の利用範囲が不明営業表へ入れる前に取得元を確認する

初回返信の基本は問い合わせの初回返信、展示会後の整理は展示会後の名刺フォローへつなげます。営業メモに残す場合は、営業メモの書き方で事実、判断、次の行動を分けます。

個人情報を含む反応データは、利用目的、保管場所、アクセス権限を決めてから営業表へ移します。SNSの公開情報を見た場合も、取得した連絡先を別用途へ広げないようにします。反応を集めた目的と、営業で使う目的がずれないように確認してください。

参考資料

直近の問い合わせを一件選び、営業へ渡す前に「何を見て反応したか」を一行足します。初回連絡は、その一行を受けるだけで確認メールから会話に変わります。

まずは相談から

止まっている営業の一手を、一緒に決めませんか。

手元にある見積、履歴、顧客メモから、次に連絡する相手と理由を一緒に整理します。