面接日程調整メールで、候補者を待たせない
候補者に希望日を聞き、面接官へ確認し、また候補者へ戻す。この往復が数日続くと、候補者の予定も気持ちも動いてしまいます。
面接日程調整は、候補者へ自由に希望を聞くほど速くなるわけではありません。会社側で確保した枠を先に出し、回答期限と変更時の扱いを同じメールに入れます。候補者が短く返信できるほど、確定までの時間は短くなります。
日程調整メールの固定項目
| 項目 | 書く内容 | 社内で準備するもの |
|---|---|---|
| 候補日 | 3枠程度を具体的に示す | 面接官の確保済み時間 |
| 回答期限 | いつまでに返事が必要か | 確定連絡の担当 |
| 変更時 | 連絡先と代替候補の扱い | 再調整の上限 |
この図で決めること自由記入より、選べる候補日の方が早く決まる。
往復が増える文面を直す
| 弱い文面 | 往復が増える理由 | 直す文面 |
|---|---|---|
| ご都合のよい日時を複数ください | 候補者と面接官の予定照合が後になる | 確保済みの3枠から選んでもらう |
| 来週で調整できます | 具体的な期限がない | 返信期限と確定連絡時刻を入れる |
| 難しければご相談ください | 代替条件が広すぎる | 避けたい時間帯を二つ聞く |
候補者に親切な案内は、選択肢を無限に広げることではありません。会社側で出せる枠を先に準備し、合わない場合の返し方も短くします。
候補日を三つ出す文面
一次面接の候補日を三つご案内します。8月14日10時、8月15日14時、8月16日16時のいずれかでご都合はいかがでしょうか。 難しい場合は、来週前半で避けたい時間帯を二つ教えてください。 8月12日17時までにご返信いただければ、当日中に確定連絡をお送りします。
この文面では、候補日、代替条件、回答期限、確定連絡の時刻が入っています。候補者が「いつまでに何を返せばよいか」を迷いません。
面接官の仮押さえを先に行う
- 候補者へ出す前に、面接官の予定を仮押さえする。
- 候補日は3枠程度に絞り、同じ週に寄せる。
- 候補日が全部合わない場合の代替ルールを決める。
- 確定連絡後に送る場所、持ち物、所要時間も同じ手順に入れる。
- 面接官が変更になる可能性がある場合は、社内で代理担当を決めておく。
確定連絡に入れること
- 確定日時、開始と終了の目安。
- 面接形式、場所、オンラインURLの扱い。
- 当日話す人の役割。個人名を出すかは社内ルールに合わせる。
- 持ち物、事前提出物、遅れる場合の連絡先。
日程調整メールと確定連絡を別々に作ると、場所や持ち物が抜けます。調整の時点で、確定後に出す情報まで用意しておくと、候補者対応が止まりにくくなります。
応募受付の案内から整えるなら応募者対応を一枚にまとめる、面接質問を入社後の仕事から作る、新人に電話・来客応対を任せる前に決めるも確認してください。
日程調整は、相手に任せるほど親切になるとは限りません。会社側で選べる枠を用意し、候補者が短く返せる形にしてください。